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Kawasaki Robotics new 3D simulation platform is based on FASTSUITE technology

カワサキロボティックス(Neuss)は、ソフトウェア製品体系にK-Virtualを追加しました。これは効率的なデジタル設備モデルの構築から3Dシミュレーション、オフラインプログラミングまでの革新的なプラットフォームを提供します。カワサキロボティックスは、FASTSUITE Edition2テクノロジーの活用おいてCENIT社との協業に大きな期待を寄せています。

プロジェクト詳細

3DシミュレーションプラットフォームであるK-Virtualは、カワサキロボティックスとCENIT社の長年にわたるパートナーシップの成果によるものです。カワサキの産業用ロボットは、複雑な製造プロセスで多く使用されており、ロボットの性能を最大限に発揮させるために、FASTSUITE Edition2の最新のテクノロジーを使用して自動化ソリューションを提供します。

K-Virtual - 3つのタイプで構成されており、個々のニーズに完全に適合できます。 

K-Virtual Basicは、ロボット動作のティーチングとシミュレーションに不可欠な基本機能を提供します。バーチャルティーチペンダントと組み合わせて、ロボットプログラムのバーチャル稼働検証が可能となります。 K-Virtual Arc は、アーク溶接動作を作成するための自動パス作成機能(CAD to Pathアルゴリズム)を装備したアドオン製品です。お客様は、加工対象の製品データを読み込んで、ロボットの動作プログラムだけでなく溶接パラメーターやタッチセンサーなどを含む完全な溶接プログラムを作成できます。  K-Virtual Expertは、お客様やシステムインテグレーターが独自設計した設備コンポーネントを組み込んだ生産設備を3Dレイアウト構築できる機能を搭載しています。

カワサキロボティックス ドイツの副社長であるCarsten Stumpf氏は、次のように述べています。「私たちは、お客様がニーズに合わせて完璧なソリューションをカスタムビルドできるようになって頂きたいと考えています。K-Virtual Basicは、適用検討で必要となる基本的な機能を十分に備えております。  K-Virtual Arc は、ロボットアーク溶接を完全に自動化するために必要な機能を提供しており、完璧な溶接パスを簡単に設定できます。K-Virtual Expertは、設備リソースやコンポーネットをゼロから作成して、生産設備システムやレイアウト構築を行うエンジニアに最適なパッケージです。これにより、シミュレーションのすべての要素を完全に検証することが出来ます。」  

 

プロジェクトの目的と難点

ロボットプログラムを素早く直感的に作成できることは、ロボット業界において重要な技術革新分野として発展してきました。 特に、多種多様な製品を効率的に生産するための自動化システムの場合、3Dビジュアルツールは、時間とコストを効果的に削減します。カワサキロボティックス社の目標の一つは、自動化を可能な限り利用しやすくすることです。

成果確認

プロセスの自動化に関しては、ソフトウェアがさらに重要になります。  ハードウェアのみでソフトウェアを使用しない場合、自動化プロジェクトを成功させることは不可能です。K-Virtualの利点は、革新的なOLP機能(CAD-to-Pathアルゴリズム)とコントローラー固有のテクノロジーの完全な統合です。 このソフトウェアは、カワサキロボット、溶接用コントローラー及び溶接特有機能やパラメーターを使用して、アーク溶接プロセスを完全にサポートできるように事前にカスタマイズされています。このパートナーシップのおかげで、カワサキは独自のOLPソフトウェアを所有することで競争力を高めています。 お客様は、非常に効率的で使い易いカスタマイズされたソフトウェアの恩恵を受けることが出来ます。複雑な溶接工程や多くの溶接ラインを含む部品の加工でも同様です。 

カワサキロボティックスヨーロッパの技術部門では、かなり長い間このソフトウェアを社内使用して経験を積み上げてきました。カワサキロボティックスが誇るグローバルパートナーやインテグレーターの一部においても同様です。 このツールは使い易く必要なすべての機能を装備しており、レイアウト検討やプログラム内容について情報共有及びコミュニケーションするツールとして優れたプレゼンテーション能力を持っています。

 

Kawasaki Robotics
 

カワサキロボティックスは、世界中の幅広いアプリケーションに対応する産業用ロボットの世界的なリーディングカンパニーです。

50年以上にわたるロボットメーカーとしての経験と幅広いポートフォリオを備えており、セミコンダクター業界から自動車業界まで、あらゆる産業にロボットを供給しています。

 

主な課題

  •  お客様が可能な限りの自動化を利用できるようにします。
  • 最先端のオフラインプログラミングソフトウェアを提供します。

成功への鍵 

  • K-Virtual は、直感的な操作性とデジタルツインシステムを介して、複雑なロボット自動化工程を素早く設計し、プログラミングと最適化を可能にします。

結果

  •  非常に使い易く完全にカスタマイズされたソフトウェア  –  複雑な溶接設備を使って多くの溶接ラインを持つ加工部品に対しても使用できます。

  • カワサキロボティックス技術部門やシステムインテグレーターから高い評価を頂いています:  このツールは使い易く必要なすべての機能を装備しており、レイアウト検討やプログラム内容について情報共有及びコミュニケーションするツールとして優れたプレゼンテーション能力を持っています。


     

コンタクトパーソン:

Jens Fetzer, VP Business and Partner Development Digital Factory Solutions - Linkedin

CATEGORIES & TAGS
成功事例アーク溶接レイアウト構築デジタルツインオフラインプログラム溶接設備
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